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五日市八幡神社
(いつかいちはちまんじんじゃ)
氏神は、古代社会で氏を名乗る氏族が祭った祖先神または守護神のことです。奈良の春日大社は国家守護の神として、奈良時代(七六八年)に藤原氏の氏神の天児屋命を祭って創建され、現在でも全国から多くの参詣者が訪れることで知られています。
ところが中世の武士団が自分の勢力を張ってゆこうとして、源氏のように鎌倉に幕府を開き、八幡神を祭り氏神として尊崇するようになると、こうした血縁上の関係ではなく地縁関係へと展開していきました。
やがて時代がくだり、ある一定の区域内に住む人を氏神に対して氏子というようになりました。八幡神は、以後御家人と言われる武士らが自分の本拠地に分霊を祭り、全国各地に八幡神社が祭られる基となりました。
五日市・中央・駅前・新宮苑・皆賀・美鈴園・海老山・海老山南・五日市港・海老園・藤垂園・吉見園・旭園・楽々園・隅の浜・美の里にお住いの氏子の皆さまは、五日市八幡神社の神に守られているのです。
御祭神
由緒
延喜元年(九〇一年)の頃と思われます。
御祭神の帯中津日子命は仲哀天皇と言い、英雄ヤマトタケルの御子神です。そして強くて美しい神功皇后のご神名は息長帯日賣命と言い、お二人は夫婦になって九州の香椎で過ごされていましたが、ある日、仲哀天皇は亡くなってしまわれます。そこで神功皇后は天皇の代わりを務められます。その時にお生まれになった御子が品蛇和気命、応神天皇です。
応神天皇は父神の意思を継いで、日本文化の基礎を築き、いつしか八幡の神と呼ばれるようになられました。
摂社 貴船神社(きふねじんじゃ)
御祭神
高龗神は水の神です。祈雨、止雨の信仰から始まりました。
人は水から生まれ、水に生かされています。水は生命なのです。
由緒
五日市の揚上に鎮座していましたが、昭和十二年に海老山上に御遷座、さらに平成二十七年に五日市八幡神社摂社として御遷座申し上げました。
境外社 末社 五神社(ごじんじゃ)
御祭神
通称「えびすさん」と呼ばれ地域の皆様に親しまれています。